観劇
Publish date: Feb 8, 2020ちょうどエンジニア的な趣味にのめり込んだ頃から
小説や映画を楽しむ時間が激減して
それまで2週間に一度は映画館に行き
月に何冊かは小説を読んで、その映画化した作品をDVDで観る
というのを続けていたのが
激減どころではなくてゼロになったレベルで減って
「大丈夫かな…」
って思っていたの。
そんな時期に
劇団員をやっている職場の人が
劇の練習のために、仕事にほとんど来なくなり
隣の席の上司から
「劇、観に行きましょうよ」
と誘われて行ったのがキッカケだった。
目の前で自然と会話が始まって
臨場感と傍観者のあいだの距離感がとても好きだなぁと思う。
生身の人間が、目の前で喋るので
リアリティが他コンテンツの比では無いと思う。
小説も映画も、惰性で楽しんでいたフシがあって
特に小説は手軽に現実逃避ができるので好きだった。
現実逃避をする時間は
自分にとって必要な時間だったのだなぁと思いました。
主に英米文学しか読まなくて
純文学であればハズレが少ないし、安価で手に入り
映画化していることも多く、書評も溢れていて考察しやすかったからという理由だったの。
観劇がすべて代用できるとは思わないけれども
応急処置的に働いてくれたのは
さすがに鈍感なわたしでも分かったので
今後は意識して時間をつくりながら、小説や映画も楽しみたいです。