Django forms
Publish date: Nov 28, 2021Tags: Tech
Table of contents
Django Girls
https://djangogirls.org/
Python フレームワークである Django を題材に、女性や性的マイノリティーなどテクノロジーの知識習得に壁を感じる方々を対象にワークショップを開いている慈善団体です。
コロナ以前は月イチ開かれるハンズオンにて Teaching Assistant として参加していました。(コロナでしばらく活動がなかったのだけれども、)最近小さなもくもく会があったので参加してきました。
主に Django Girls チュートリアルのDjangoフォーム部分の翻訳作業をしました。
チュートリアルは何度かやっているけれども、「ここって結局何がしたいんだっけ?」というところや「ここの考え方はどう翻訳(意訳)したら伝わりやすい?」など、つど悩みながらだったので思いのほか時間がかかりました。他のスタッフの方に相談しながら最後まで進められました。
なぜやるのか
Wantedly みたいやな!
実際、女性向けの開発コミュニティは結構存在している。PyLadies や Java女子部、Women Who Go Tokyo etc..
「スタッフとして参加したい」
と、強く思ったのは Django Girls で、その理由は
- コミュニティの理念として門戸の広さを感じた
- 自分がやりたいことにちかいなぁと感じた
というのが大きかったからかもしれない。
他のコミュニティは、ある程度の前提知識がある女性向けだなぁと感じたのだけれども、Django Girls では
「ファイルとディレクトリの違いって何?」
だとか
「ターミナルとは?」
とか
「PC の中の『仮想環境』という意味がどうしても納得できない」
だとかの、参加者ひとりひとりの疑問に向き合いながら、スタッフたちで説明を試みたり一緒に考えたりする。
地方に住む学生だった頃
「エンジニアになりたい」
という意思はあれど、上京を反対されたり、地方に未経験者OKのエンジニア求人が無かったりした。そして、エンジニアと交流できるようなコミュニティも見つけられなかった。
もし、当時の自分と同じような立場の学生や女性がいたら、そういった人たちの小さなきっかけになるようなコミュニティがあればなぁ・・
と、考えたときに、そのコミュニティ像に一番近いと感じたのが Django Girls でした。
女性や性的マイノリティーなどテクノロジーの知識習得に壁を感じる方々を救いたいのであれば、NPOだとか、未経験者向けのエンジニア養成学校のようなサービスも多くある。
ただ、個人的に、エンジニアの「習得した知識をコミュニティを通して共有していく」という文化がとても好きで、わたし自身も Django Girls に参加することでたくさん学ばせてもらって感謝しているので、その恩返しのつもりでスタッフとして貢献していけたら良いのかなぁと思いました。
色々と堅苦しく考えてしまいがちだけれども、肩の力を抜きつつコミュニティでの出会いを楽しみながら活動していきたいです。