Work_from_home
Publish date: Dec 7, 2020Tags: life
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今回は在宅ワーク Advent Calendar 2020 - Adventarへ参加させて頂きました。
8日目の記事です。
環境の変化に戸惑い適応していった過程を、思い出しながら書きたいと思います。
はじめてのリモートワーク
今年の3月頃からリモートワーク中心の生活になり、現在、出社はほぼゼロです。
初めてリモートで働いた日のことは今でも良く覚えています。
ソファに座って、いつもオフィスでしているように作業を始めようとするも
目の前の洗濯物が気になり、数分後には洗濯物を片付けていました。
その後もなかなか集中できずに
情けなく悔しくて、メソメソと泣いたのを覚えています。
なぜ泣くほどに悔しかったのか?
もともと移動時間やカフェなどで勉強することや、勉強会へ参加して技術のキャッチアップをすることが苦ではないタイプでした。
- 気分が向かなくても、開始してしまえば集中できること
- 習慣にしてしまえば、歯磨き同様「やらないと気持ち悪い」という気持ちになること
それらのことを経験上知っていたため わたしは自律することが得意である という自負があったからでした。
しかし、これは相当な勘違いだったみたいです。。
リモートワークが始まってすぐ、わたし自身、かなり自己管理が苦手な人間だということが分かりました。
様々な試行錯誤、他のリモートワーカーとの情報交換で得た 「自己管理や自律が苦手な人間がどうしても集中したいときに使えるワザ」 を、下記にまとめてみました。
自己管理が苦手なひとのためのリモートワーク Tips
なかなか集中できないときの解決方法を書きます。
1. 擬似的に自分を追い込む
毎日が締切日です。
毎日ではなくても、架空の締切日を自分のなかでつくって、スケジュールなどに記載しておくと集中できます。
「ソファではなくデスクの方が集中できますよ」
という情報を色々なところで見ましたが、今までの傾向で
時間が極端になくて締め切り当日というような極限状態であれば、パジャマだろうがソファでの作業だろうが集中できる
ということが分かってきました。
ソファだから視界に映るものが気になって気が散るのではなく、そもそもの逼迫感が足りていないのではないか?ということです。
(ただ、腰を悪くするので基本はデスクでの作業が良いと思います。)
2. 場所を変える
わたしの中で、集中できる外の作業場所は
- ベランダ
- 神社のベンチ
です。
どの場所も、本来であれば作業に適さない場所です。
-
ベランダ
ベランダでの作業は、単純に気分転換です。
自宅での作業に煮詰まっても、無料で簡単に環境を変えることができます。 -
神社のベンチ
上記で作業するときのポイントは
緊急対応しているフリで15分だけ作業する
です。
「た、たまたま来たタイミングで緊急事態が発生してしまったんだからね!!」
「神社だけどノートPCを開いて対応しなければいけない><」
このような演技をして、猛スピードで作業します。
驚くほど集中できるので試してみてください。
これは、1の「擬似的に自分を追い込む」との合わせ技になります。
公園などでも問題ないですが、子どもたちが遊んでいる場ではPCに何があるか分からないため
(子どもたちに非はなく、大事なPCを公園で広げる自分の責任です。)
個人的には人気のない神社がお気に入りです。
帰る際には手を合わせて集中できますようにと、お願いします。
3. 気にしない
逆説的なようですが、集中できなくても落ち込み過ぎず
「あした頑張ろう」で、案外どうにかなるということを学びました。
周りもなんとなく「あ、今日は集中できなかったんだな」と察してくれたりします。
それが毎日だとツライですが、集中できる『当たり日』を増やしていこう!
くらいに、肩の力を抜いてお仕事をするほうがストレスもなく 「明日も頑張るぞ!」 という前向きな気持ちになれる気がします。明日も頑張ろう!!
おわりに
最後に、前職でのちょっとした出来事を書きたいと思います。
リモートワークが続き、メンバーの多くは子どもが家に居ながら仕事をせねばならず、わたしを含めチーム全体がストレスを抱えているような状態のときがありました。日々の Web 会議はギスギスとした雰囲気が続き、どうしようもできない閉塞感がありました。
そのとき、たまたまチームのほぼ全員が出社をしなければいけないタイミングがあり、わたしたちは数週間ぶりに顔を合わせることになりました。
チームメンバーと挨拶を交わした瞬間皆に笑顔が戻って、冷たく感じていた Web 会議での雰囲気が嘘のように変わったのを覚えています。そのチームではリモートワークの利便性だけでなく、実際に会って話すことの温かみを知りました。
リモートワークが良い悪いではなくその特性を経験とともに少しずつでも理解して、今後の糧にしていけたらと思います。
読んで頂き、ありがとうございます。